昔、サミュエル・L・ジャクソンとミラ・ジョボビッチが競演した映画『ノーグッドシングス』(原作はダシール・ハメットの『コンチネンタル・オプの事件簿』の中の一編「ターク通りの家」)の試写会に行ったことがありました。上映終了後、なぜか神田うのがゲストとして登場!!映画トークなんてできるんかいな、と思っていると、こうきた。
「ミラの役はー、悪女なんですけどー、悪女じゃないんですよ。」
おおっ、何か斬新なキャラクター論が聞ける予感、と思いきや、
その後が続かない。トークタイムは15分くらいあったと思いますが、ずーっと、「ミラはー、悪女なんですけどー、悪女じゃないって言うかー」とリピートして、それを全く敷衍することなく帰って行きました。まあ、試写会の中心をなす20代半ば(当時)の女性たちには、神田うのは特別な思い入れがあるタレントらしく(モデルだったから?)、皆さん満足してましたけどね。私にとっては、やっぱバカだな、という、そして、手足がやたら細長くて、体もえらく細くて色が黒いもんだから、ガガンボみてーだな、という、そういう印象しか残りませんでした。
聞き手が吉本の芸人なら、「同じかよ!」「先行けや!」「ガガンボか!」で盛り上がったと思うんだけどな~。
2011年1月5日水曜日
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