『武士の家計簿』トリビア2つ。
途中で出てくる『「塵劫記』という本。
1627年 吉田 光由著、「わり算やかけ算のやり方を、そろばんの図解入りで記しています。また、当時の商人や職人が仕事の上で使う計算法も述べられており、平方根の計算法も図解入りで記されています。この書の形態や内容は、明治時代まで「○○塵劫記」という名で受けつがれ、「塵劫記」という名は、和算書の代名詞となりました。」(日本珠算連盟HP)
それから、映画冒頭いきなり驚かされるのは、算盤が、上が玉1つ、下が4つの、あのソロバンじゃない!
ではどういうソロバンかと言いますと、上が2つ、下が5つの玉が付いています。
これは、16進法のために必要なのだそうな(1桁で15まで数えられる)。
「中国のそろばんといえば、五玉2つ、一玉5つというのが普通です。しかし、珠算書で最も古い「盤珠算法」(1573年、徐氏心魯訂正)でのそろばん図は、五玉は1つです。
ところが、このすぐあとに出版された「算法統宗」(1592年、程大位)では、五玉が、2つでした。
この当時の目方の単位は、一斤を十六 両(十六進法)としていたので、一桁に15までおけるものが重宝だったといわれています。」(同じく日本珠算連盟HP)
そうなんだ。
この映画、パンフレットは算盤の形をしてるyo!
2011年1月8日土曜日
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