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2011年2月24日木曜日

GREED

 今日はオリバー・ストーン監督の『ウォール・ストリート』を観た。
面白かったけど、環境保護派対マネーゲームみたいないかにもなストレートさがストーン節か。逆にラストはいささか娯楽色が強く出た。『プラトーン』というよりは『エニイ・ギブン・サンデー』か。

主人公たちの行動の動機付けが弱い、というか、その理由でそこまでやる?的な部分がいくつかあり、脚本はもう少し練る余地があったのでは、という気もする。
ただ、高速で変化するNYの風景、やたらと激しい音とともに挟み込まれる地下鉄の車窓の光景などが何度も登場し、真に人の異常な行動を決定付けているのは、NYという都市のエネルギーなのだ、と言っているようにも見えた。

前作でベビーフェイス役だったチャーリー・シーンがワンシーン出ているが、もろ悪人面に変貌してしまったためか、役柄も堕落したっぽい感じで描かれていた。そうだろうなあ。

ジョシュ・ブローリンが好演。

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