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2012年7月26日木曜日

面白きこともなき世を面白く

有吉さんお勧めのキレ方。
「つまんない」
「うるせえじゃあお前は木目でも数えてろ。」

2012年7月18日水曜日

下北系地下アイドル



猪:君はさー、地下アイドルって見たことある?

羊:ないなー。お前は地下アイドル見たっていうのかよ。

猪:そうなんだよ。見たんだよ。

羊:まじで?イベントみたいのに行ったわけ?何で急に?

猪:いや、そうゆうわけじゃないんだけど・・・

羊:あ、秋葉原に行ったらホコ天で路上ライブやってたとか?

猪:その中間ぐらいな感じ。

羊:中間?

猪:うん。実はさー、この前、下北沢音楽祭っていうのに、知り合いの知り合いが出てたから見に行ったんだよね。

羊:うん。

猪:あ、聴きに行ったのかな。

羊:どっちでもいいわ。それで?

猪:うん、そしたらさ、行く前に出演者一覧見たらさー、地下アイドル、っていう肩書きの演者が載ってたわけ。

羊:ああ、そういうこと。しかし、下北沢音楽祭って、初耳だな。

猪:そうだろう。おしゃれの街シモキタとは言いながら、昔ながらのベッドタウンなんだから、そこの音楽祭っつったら、ほんのローカルなやつよ。

羊:オレあんまり下北沢って行ったことないんだよね。ベッドタウンなの。

猪:あ、そう突っ込まれると、ちょっと弱いな。

羊:なんだよ。でも実際ローカルなやつだったんだ。

猪:そう。それは確か。

羊:で?

猪:そう、それで、あ、地下アイドルだってよ、ウケる、とか言っちゃってさー、なんか盛り上がっちゃってさー。

羊:まあ、それが一般ピープルの素朴な反応かもなー。

猪:でも、そうは言いながらさー、見たことないわけじゃん?

羊:うん。

猪:だからそうは言いながらもさー。

羊:内心はワクワクドキドキだったわけだ。

猪:なわけよ。まぁ、ドキドキはともかく、ワクワクだったってとこは否定できないなー。

羊:うん。

猪:で、5番目ぐらいだったかなぁ~、いよいよ出てきてさー。

羊:あ、なんか聞いてるオレまでアガってきちゃったよー。ちょっと待って。言わないで。それはやっぱり、フリフリ系の衣装でアニメソングみたいのを熱唱するわけ?演奏はテープ?バックバンドとかいないっしょ?

猪:テープって、三葉虫なみっしょ。

羊:古いってか?うるせーなーもう。

猪:ごめんごめん。それがさー、そもそもバックも生演奏なんだよねー。

羊:マジで?

猪:どういう編成だと思う?

羊:そりゃ、ギター・ベース・ドラムでしょ。あ、あとキーボードじゃね?ドラムは打ち込みかな?

猪:正解は、アコギとカホン、でしたー。

羊:・・・。

猪:・・・。

羊:・・・マジ?

猪:うん。カホンって知ってた?

羊:うん、一応。あの、箱の上に座って箱を叩くやつでしょ。

猪:そう。

羊:いや、そこじゃなくてさ。

猪:そうそう。

羊:アコギとカホンって、そうとう渋いじゃん。

猪:そこよ。

羊:なるほど。つまり歌の方も。

猪:お、鋭いね。

羊:渋い系だったと。

猪:そうなんだよ。

羊:ふーん。じゃあ、地下アイドルって言っても、いわゆるブリブリのアイドル風じゃなかったんだ。

猪:そう。その子は「姫乃たま」ちゃんっていって、下北沢出身で、自称下北系地下アイドル、なんだけど、まあ割とアーティストっぽい感じだったよ。ステージ衣装ももスッとした感じの半袖ワンピに黒のパンプスでさ。髪もボブで決めてて、ユルフワシュシュとかそういう感じじゃなかったな。

羊:歌は?歌はどうだったの。

猪:歌唱力で聴かせるっていうより、味で勝負って言うか。すごいよかったよ。観客も、いろんな演者の知り合いの寄せ集めで、まあほとんどアウェイの雰囲気なんだけど、聞き入ってた。

羊:へえ。

猪:家に帰ってから、ネットでたまちゃんを検索してみたらさあ。

羊:うん。

猪:youtubeなんかにも動画をアップしてるし、ブログとかもやってるんだけど、嗜好からして、完全にマイナー趣味っていうか、アーティスト系だった。地下アイドルっていうよりは、アングラミュージシャンのアイドル、って感じ。

羊:まあ、アングラってundergroundの略だからな。あながち違いはないとも言えるな。

猪:たまちゃんも、「地下アイドルっていうのは、要するに売れないアイドルのことです。」とか言って、観客にウケてたよ。

羊:ははは。・・・それよりお前さあ。

猪:うん?

羊:なに、そんな話オレにわざわざしたり・・・

猪:うっ・・・。

羊:ネットで情報漁ったり・・・

猪:ムムッ・・・。

羊:その子のファンになっちゃったんじゃないの?

猪:いや~実は・・・そ、そう、・・・なんだよね~。そもそもボクこういうの免疫なかったしさー。ほんとキラキラして見えてさ~。見た後はそれこそドキドキしたよね~。

羊:へぇ~。最初ウケるとか言ってたのがウソみたいだな。まあ、でも別に悪いことじゃないじゃんか。その子世の中でも人気あるのかな~。

猪:いやー、なんかまだ学生さんらしいし、これからなんじゃないの?

羊:そうかー。売れるといいね~。

猪:そうだねー。陰ながら応援していきたいね~。

羊:それにしても、やっぱ「アイドル」、の時代なんですかね。

猪:そうだねー。ただ、たまちゃんの場合は、表現の一環としてのアイドル、なんじゃないかなあ。







今回は、紙兎ロペに影響を受けてダイアローグ方式でやってみました。

2012年7月17日火曜日

祝祝

熊田曜子さん、結婚+妊娠おめでとう。お相手の男性がうらやましいね~。

2012年6月24日日曜日

わからんティン

そう言えば、昔ゴダールの映画を観たけどようわからんかったという話を書いたことがあったが、最近読んだタランティーノの本によれば、タランティーノはゴダールが大好きだそうだ。(「クエンティン・タランティーノの肖像」)
タランティーノよ、お前もか。
もっとも、タランティーノは17歳の頃ダリオ・アルジェントと仕事をしたくてイタリア語を勉強してたっていうから、そっちはもっと好きなんだろうけど。それはわかるよ!

芸人切れ者頂上決戦 設楽vs有吉! キカナイトF

先週の「キカナイトF」は熱かった。レギュラーのお笑い芸人が2チームに分かれて有名店の絶品グルメを取り合うのだが、ゲームは単純。6枚のカードのうち5枚が「ハズレ」で1枚が「GET」。それをお互いに並べて相手に引かせるのだが、単純な運試しゲームにならないところが凄い!
チームは大竹(さまあ~ず)・設楽(バナナマン)・小木(おぎやはぎ)・山崎(アンタッチャブル(?))組と、三村・日村・矢作・有吉組に分けられた。さすがは世間の流れを読んで今の地位にのし上ったトップ芸人、置いた相手の心理を読みまくる! (残念ながら、日村・三村は除く。)



(キカナイトFはよく再放送しているので、映画じゃないけど一応以下ネタばれがあることを明記しておく。っていうか、再放送があったら絶対見ることをおススメします。)



特に凄かったのが設楽。置かれた場所だけではなく、そこに置かれた過程まで、まるで聞いていたかのように全てを当ててしまう。あまりの適中振りに半笑いになる三村チーム。天才設楽の名推理で、大竹チームが3皿のうち2つをゲットしてしまう!
そして最後のー品。三村チームの回答者は有吉だけが残された。いけ有吉、「唯一設楽を破れるのは有吉だけだ」(三村)。
並べられたカードを一瞥して一枚を指差し「これでしょう」と言い切る有吉。そしてそこに置かれた理由を語り出すが、それがやはり100%適中!同じく半笑いする大竹チーム。結局有吉はそのままめでたく「GET」を引いて、三村チームが一矢を報いた。
この番組、結構知能ゲームのようなものをよくやっているのだが、一番回数の多いなぞなぞゲーム(ワクワクシタランド)が設楽の司会なので、有吉と設楽の直接対決はあまりなかったと思う。2人が淒いのは、以上の頭脳戦・心理戦を繰り広げつつ、しっかり笑いもとっていること。その勝負はまさに互角であった。結果が2対1になったのは、設楽の方が親分気質で、他のメンバーが皆素直に言うことを聞いていたから。「一人飲み芸人」「人見知り芸人」の有吉は、他の人が意見を言いだすと、大体「じゃあそれでいこう。」と従っていたし、一回強硬に反対した時は回答者の日村が言うことを聞かなかった。
すでに昨年度有吉はテレビ出演回数N0. 1だったそうだが、今後も有吉、そして設楽の活躍は間違いのないところである。

2012年6月19日火曜日

Mann Is Our God

今日初めて、缶入りで発売されたbacardi Mohitoを飲んだ。なんだか軽い味わいだな。 モヒートを飲むようになったきっかけは、劇場版『マイアミ・バイス』でコリン・ファレル扮するソニー・クロケットが何度も飲んでいたから。カクテルなんてそんなに知らないから、ヘーそんなのがあるんだ、と思ったものは大体飲んで見る。そして大体好きになる。 マイアミ・バイスでは、ソニーは「バカルディ・モヒートを」と、銘柄指定なのでした。 モヒートはミントの入れ方で大分感じが変わってくる。 ドカッとでっかく、そのまま植木鉢に植えても立派に見えそうなくらい茎に葉っぱのついたのを入れるところもあれば、汁を絞っただけの場合もある。僕は前者が好きですね。 マイアミ・バイスは、僕の最も好きな映画の一つ。「Heat」、「Collateral」、「Miami Vice」はマイケル・マン監督の神三部作です。

King of the Real World

ロドニー・キング氏が亡くなったそうだ。享年47歳。 アメリカでは有名な彼も、日本での知名度はそれほど高くないのかもしれない。しかし、LA暴動のきっかけとなったあの警察官暴行事件の、殴られていた人、と言えば、30歳以上の人なら大抵は「ああ」と思い当たる節があるのではないか。90年代のラップファンは、この、アルバムを聞けば必ず一度は出てくる名前を、否が応でも覚えさせられたものだ。 彼はしょっちゅうドラッグや暴力沙汰で警察のお世話になるような人だったが、あの事件、というか、あのビデオテープが、彼の人生を変えた。有態に言えば狂わせた。彼はその後も警察の厄介になり続けたし、時にはドラッグもやったそうだ。そして、「俺をマーティン・ルーサー・キングを見るような目で見ないでくれ」と言いつつ、やはり自分の人生は黒人の地位向上のために捧げられるべきじゃないかとも悩みつつ、どっちつかずと言われても仕方のない人生を過ごし、先日亡くなった。 人生には、自分でどうにもできない転機というものが訪れることがある。Mr.Kingの話が他人事とは思えないのは、彼の一生が、そんな普遍性を体現しているからだと思う。 一応nytimesの記事のリンクを貼っておこう。 http://www.nytimes.com/2012/06/18/us/rodney-king-whose-beating-led-to-la-riots-dead-at-47.html?_r=1&ref=us

2012年6月14日木曜日

人生不可解-独占大人の時間

今日、生まれて初めての経験をした。
映画を映画館で、たった一人で観たんだ。どの映画だったかは、言わぬが花だろう。
今まで2人とか自分とカップル1組だけとかいうのはあったんだけど、他に誰もいないというのはなかった。
予告編上映前の「鷹の爪団」の吉田君の映画上映中のマナーの歌で、「最後に食べ物のにおーい、音にーは気をつけてー」の後、吉田君と一緒に「ドーン!」とユニゾンしてみたりして。
それにしても、自分一人しか観客がいないような場合、もぎり嬢が「お客様・・・実は、チケットを買われた方が、お客様しかいらっしゃらなくて・・・。お代はお返し致しますし、あ、これは詰まらないものですが、なんとかこれで、上映中止の方向でご了解頂けないでしょうか。」とか声を顰めて頼んで来たりするんじゃないかって勝手に思ってたんですが(だって一人分の料金でフィルム2時間回したら、きっと赤字でしょう?)、そういうことはないんですね。
映画自体はよくできていたりするところが、また浮世の不思議なところではである。

2012年5月11日金曜日

Follow Wind

 山道を車で走っていると、後ろから明らかに自分より速い車が。
 あなたならどうする?
 私なら開けたところで道を譲る。それが譲り合いだと思うのだが、そういう人は半分ぐらいで、あくまでゆっくり走り続ける人も半分ぐらいいる。
 さらに、その5分の1くらいは、キレる。何をあおってるんだと。
 俺の後ろをあと○十キロついて来い、ということなのだろうか。