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2011年5月6日金曜日

だけどそのせいでみなみは気付いた

  「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」アニメ版第9話を観た。

(以下ネタばれあり。)












しばらく前の回から嫌な予感がしていたが、登場人物の一人が死んでしまった。
Wikipediaで見る限り、原作でも同じストーリー展開らしい。
ドラッカーの著作紹介小説/アニメドラマでも、人が死ぬ必要があるのだろうか。

原作は電子書籍を含めれば250万部を超えているというが、こういうあざとい(、と言わせてもらう)ストーリー展開も数字に貢献しているのだろう。

 「鼠の小説には優れた点が二つある。まずセックス・シーンの無いことと、それから一人も人が死なないことだ。」 村上春樹 『風の歌を聴け』

川島みなみも、愛する人の死を経て成長とかしてしまうのだろうか。それとも、せめてドラッカーの思想紹介の前振りくらいにはなってくれるのだろうか。


「心ない詞(うた)ばかり流れては消えてく  どこまで単純な人達
何もかも全てが僕は嫌になった 」 sads 「TOKYO」

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