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2010年3月2日火曜日

頑固親父 あるいは老害 part1

 何気に買った文芸春秋に、舞城王太郎の小説が載っていた。芥川賞候補作だそうだ。しかし今回は残念ながら受賞できず(池澤夏樹が強力プッシュしたようだが、例によって人間力が足りなかった模様)。と言うか、今回は受賞作なしだったそうだ。
 芥川賞といえば、悪名高き石原慎太郎の選考委員ぶりであるが、昨日その石原都知事が、津波警報発令にかかわらず東京マラソンを開催した点について記者の質問を受けていた。
記者「津波の警報で、中止を検討されたりとかいうことは・・・?」
知事「地震がいつ起こるかわからないのに中止する馬鹿いないじゃない。下らん質問するな、君。ほんとに。」(立ち去る)
記者 (その背中に)「津波の警報が・・・(F.O.)」
知事 (聞かずに立ち去る。)

 完全に質問を取り違えている。地震はいつ来るかわからないが、津波はこの時既に洋上に発生して、太平洋をあっちへ行ったりこっちへ行ったりしているのだ。(それを知らないヨットマン慎太郎ではないだろう。)

 私が思ったのは、こんな簡単な質問の意味も取り違えるくせに、舞城王太郎の小説はちゃんと読めるんだろうか、ということだ。
 無理くさいな~。

 この項続く。

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