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2011年7月12日火曜日

リアル?

 映画『テンペスト』を観た。
これ、私には皆目理解できません。

1つ言えることは、シェークスピアの戯曲のセリフを映画でそのまま読み上げると、全く感情移入できないし、感情の変化も全く説得力を持たない、ということ。まあ、作った方も感情移入して欲しいわけじゃないんだろうけどさ、多分。

数週間前に見たスピルバーグの『激突!』が、主人公(というか、ほぼ唯一の登場人物ですが)の感情の動きをいかに見せるか、という映画だったのと対照的だった。

と言いつつ、何かが気になってシェークスピアの原作を買ってみたりする私なのであった。

ところで、英語の教材でこの映画を観た二人の男女が英語でトークする、というのがありまして、その中で、両性具有的に描かれるエアリアルという妖精の胸が、シーンによってちょっと膨らんでる(両性具有ならおっぱいでしょ、というのは安易な気もする)のを男性が指摘すると、女性の方は「気づかなかった」って言っていました。これが男女の目線の差というものでしょうか。

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